テクニカルセンター紹介
技術の伝承は知識のみではなく、実際に物が作られている「現場」を体験し、知ることが重要です。現場の体験を通じて技術を次世代に継承するため、物の作り方を学び、自らの手で体験することで、ねじの基礎知識を習得し、サトーラシの核となる人材を育成することを目的としています。また、社会人としての心構えやあいさつ、集団生活の基本を含む基礎研修を行い、社員としての土台を築きます。
教育内容には、製品の種類と特徴を理解するモノづくり入門、当社の歴史やねじの基礎知識についての座学研修に加え、さらにボール盤や旋盤など当社の設備を実際に肌で感じてもらうことを通じて五感(視・聴・嗅・味・触)を育成し、タクト、精度、粗さといった加工の出来栄えを体感する実技研修も実施されており、稼働後の整備・点検まで一通りを経験していただきます。
研修最終日には、自動車の構造を深く理解することを目的としてラジコンバギーの組み立てを行い、各自が組み立てたラジコンでのレース「STCグランプリ」も実施しています。研修を修了後、各部署への配属先をお伝えします。

テクニカルセンターの外観


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入社後
自社の歴史や品質、自動車産業についての座学
サトーラシ社内規定、サトーラシの歴史・海外拠点、世界の自動車メーカーおよび当社のお客様、品質について(ISO9001とIATF16949)、社会人とは。
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基礎知識
ねじを造るのに必要な知識(図面、材料・熱処理・表面処理)の座学
ねじの基本と仕組み、ねじを造る機械について、加工油の種類と使用方法、図面の見方、測定具の種類と使用方法、材料の種類について、熱処理の種類について、表面処理の種類について、冷間金型の材質と特長、切削工具の種類について、協力企業様への工場見学。
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実習
生産機械を使うために必要な機械(工作機械)、そのほかの実習
ボール盤の操作とドリル交換、旋盤の操作とバイト交換、フライス盤の操作と刃物交換、インラインスレッダー操作、多軸自動盤の始動停止測定とドリル交換、組み立て機と梱包作業。
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実習
ねじを造るための機械(生産機械)の操作実習
ヘッダー指導停止測定およびパンチ交換、転造盤操作測定、ダイプレート操作、ナットフォーマーの始動停止測定とパンチ交換、タッピングマシンの始動停止測定とタップ交換。
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修了式
クルマの構造を知るためのラジコン組立てとレース
車の仕組み、STCグランプリ(組み立てたラジコンでレース)。